しばらく山に篭ってました。
どうにかコミケ3日目に間に合うようには下山できて良かったです。

ではカラオケの話題へ。男性が女性ボーカルの曲を歌うと大抵起きるのがこのオク下という現象です。
オク下とは「オクターブが下」という事です。以下オク下で統一いたします。

オク下と言う現象は簡単に言えば「ドレミファソラシドは合ってるよ。でも鍵盤の位置が違うよ」という事です。
ピアノの鍵盤を思い出すと白いのやら黒いのやらありますがオク下は正しい鍵盤の位置の左側で弾いているという事です。ドレミ自体は合っているので、そこまで聞こえは悪くないはずです。

ちなみに音程はネット上ではhiAやらmid2Bなどで表されます。

←低い     高い→
low mid1 mid2 hi hihi

それに

ド……C
レ……D
ミ……E
ファ…F
ソ……G
ラ……A
シ……B

を組み合わせて表現します。
たとえば 「Let it Go ありのままで」 の場合は「m1FhiE♭とほぼ2オクターブあり、普通の人の音域が1.5オクターブといわれているので、サビの部分でオク下になるか、Aメロなどでオク上になってしまう人が多いはずです。

恋するフォーチュンクッキー」 は「m2AhiD♭とおおよそ1.5オクターブ。だいぶ歌いやすくなってきました。

音域は有名な曲ならば調べれば出てくるので、自分がどんな音域なら歌えるかを知る事によって、点数上昇につながります。

サビで高音がきつくなってオクターブを下げたり、サビ以外をオクターブを上げたりすると鍵盤の位置がずれる=減点対象なので、オク下で歌うと決めたらずっとそのまま歌いましょう。
(恋するフォーチュンクッキーならばm2A~hiD♭で歌うか、m1A~m2D♭で歌うかを最初から決めておく)

どうしても厳しい場合はキー変更をしましょう。キー変更は鍵盤の位置を1個ずつ少しズラします。なのでドレミはも少しずつズレていきます。(ドレミがレミファになったり。)これ自体は流石に個人に差があるので自信のある音程で歌うといいでしょう。自分の場合は女性曲はキーを+1~3にしてからオク下で歌う事が多いです。

音域の広い曲はそれだけで平均点が低くなります。もちろん音域が狭い場合は点数が出にくいので、点数を狙うのならば別の曲を狙いましょう。


ちなみに私の場合の音域は「lowGm2G、裏声が「m2BhiG♭くらいになるので、なんとか3オクターブはカバーできます。

たとえば「12ヶ月」という曲は音域が「m1DhihiAあり、これでは裏声を使っても高い方が出ませんし、オク下で歌うと低いほうが出ません。なのでキーを3つ下げて「m1BhiG♭にすることによって歌う事が可能になります。

ここまでは普通のカラオケ講座。でもここは採点のブログ。なので(あくまでJOYSOUNDのみですが)点数の出やすい方法を一つ。

点数を狙うならば自分の歌える範囲のぎりぎりの高音で歌う

という事です。
今の仕様(GPの場合)はこれが良いです。

一応、私の場合は女性ボーカルの曲でも裏声を使えば原キーとオク下の2つで歌えるので様々な曲で歌っています。ただ、ほとんどの曲で裏声オンリーの方が点数は出てません。音程は間違いなくこちらの方が良いのですがね。

自分の音域を知って、無理のない音程で歌うことが点数を狙う方法になると思われます。

もちろん点数を狙わない付き合いのカラオケなら無理してもなるべく聞こえのいい方を選びましょう。その方が評判は良くなります。

(2016/2/1 JOYSOUNDの仕様変更に伴い文章を修正しました)